季節を問わず「手先や足先が冷えてつらい」「お風呂に入ってもすぐに体が冷える」という冷え性に悩まされている方は多いものです。冷えが慢性化すると血流が悪化し、代謝低下や免疫力の低下、生理不順や肌トラブルといった不調にもつながりやすくなります。そこで今回は、漢方由来のハーブを使ったハーバルスチーム漢方浴によって、体の芯からじんわりと温める方法をご紹介します。眠りの質向上や疲労回復、肌のくすみ改善など、内側からキレイと元気をサポートする“未病ケア”としてもおすすめです。
冷え性のメカニズム
まずは冷え性の原因を知ることが改善の第一歩です。冷えにはいくつかの要因が複合して関わっているため、それぞれにアプローチできるケアを取り入れると効果が高まります。
血流の低下
冷え性の大きな原因は血液循環の悪化です。血液が末端まで行き届かないと手足の温度が上がらず、全身の新陳代謝も鈍ります。デスクワークや長時間の同じ姿勢で血行が滞りがちな方は要注意です。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活リズムは自律神経のバランスを崩し、体温調節機能がうまく働かなくなることがあります。冷えを感じやすい夜間や朝の時間帯に、ぐっすり眠れていない方も多いでしょう。
筋肉量の低下
筋肉は体を温めるポンプの役割を果たします。運動不足や年齢による筋肉量の減少が進むと、からだを内側から温めにくくなるため、積極的な筋トレ習慣やマシンを使ったアプローチも大切になります。
ハーバルスチーム漢方浴の魅力
漢方由来のハーブを蒸気にして浴室空間に充満させるハーバルスチーム漢方浴は、ただ温まるだけではなくさまざまな効果を併せ持っています。天然の成分を活かしたやさしい温熱ケアで、体の内側からポカポカに導きます。
漢方成分の温熱効果
当サロンで使用する漢方ハーブには、ジンゲロールや精油成分を多く含むものを厳選。蒸気を吸い込むことで肺や皮膚から成分が取り込まれ、末梢血管が拡張して体温が上昇しやすくなります。
豊富なミネラルで体を整える
ハーブに含まれるミネラルや微量元素は、汗とともに排出される老廃物を流しやすくし、デトックス効果をサポート。むくみや肩こりが緩和され、代謝もアップして冷えにくい体質へとアプローチします。
香りでリラックス
ラベンダーやティーツリー、シナモンなどの精油効果で心身をリラックスさせる香りも魅力のひとつ。ストレスが軽減されることで自律神経が整いやすくなり、質の高い睡眠や疲労回復にもつながります。
忙しい日常でも続けられる取り入れ方
サロンケアとしてのハーバルスチーム漢方浴は週に一度のスペシャルケアに最適ですが、日常生活に無理なく取り入れるコツをご紹介します。
週に一度のスペシャルケア
週に一度のサロンでのハーバルスチーム漢方浴を習慣にすることで、1回ずつ着実に冷えの改善を実感。リラックスタイムとしても最適なので、仕事終わりや休日のご褒美時間として取り入れましょう。
自宅でのセルフケア演出
自宅ではお気に入りのハーブティーを淹れ、ふくらはぎや手首にホットタオルを当てるなど、簡単な温熱ケアをプラス。入浴剤にエッセンシャルオイルを数滴垂らすだけでも、蒸気と香りのダブル効果で温まりやすくなります。
生活習慣との組み合わせ
夜はスマホやパソコンを控えめにして入浴→ストレッチ→早めの就寝といった一連のルーティンを作ることが、自律神経を整えて冷えにくい睡眠環境をサポートします。
内面美容ケアの組み合わせ
冷え性ケアは外側だけでなく内側から整えることが重要です。ハーバルスチーム漢方浴と相性の良い内面美容メニューを組み合わせて、さらに効果を高めましょう。
水素吸引で細胞レベルのケア
高濃度水素を吸引することで、体内にたまった活性酸素を除去し、細胞の酸化ストレスを軽減。漢方浴で温まった血流に乗って全身に行き渡り、よりエイジングケアを促します。
漢方浴と相性のよい食事
しょうがやにんじん、ねぎなど体を温める食材を取り入れた和食中心の献立は、漢方浴との相乗効果で内側から温活を支援します。発酵食品や良質なたんぱく質も積極的に摂りましょう。
簡単にできるストレッチ習慣
ふくらはぎや太ももをほぐす簡単なストレッチを入浴後に取り入れると、末梢の血行をさらに促進し、適度な運動が冷えにくい体質づくりをサポートします。
まとめ
冷え性を放置すると体調不良や美容トラブルを招きやすくなりますが、ハーバルスチーム漢方浴は天然の漢方ハーブと温熱、香りの三拍子で内側からじっくり温め、全身の巡りを整えてくれる頼もしいケアです。週に一度のサロンケアに加え、自宅でのセルフ温熱習慣や内面美容メニューを組み合わせることで、体の芯から温まる健やかな毎日を手に入れましょう。
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